
domy1980
脳神経内科医として勤務後に、院で脳虚血とシャペロン介在性オートファジーを研究しました。臨床では精神・神経症状に対応できるGeneral Neurologistを目指し、診断困難症例に注力しておりました。
診療を通し、病歴・身体所見の徹底と情報の統合、問題の抽出、検査・治療計画の立案を学びました。
診断出来なかった30%の患者さんは、家族歴のない遺伝子の新規変異、または血液・髄液に自己抗体を有する2パターンと気づき、神経免疫と細胞外小胞(Extracellular Vesicles)の研究のため留学しました。
現在は、細胞外小胞による臓器間のクロストークや、バイオマーカー開発、また難病・希少疾患を中心とした臨床テキストの利活用、オントロジーの利活用に取り組んでいます。まずは難病・希少疾患や診断困難症例から始め、複雑な精神・神経疾患へ展開したいと考えています。
患者さんやご家族と、医療者間でのコミュニケーションコストを下げるための、情報の共有・可視化技術の開発も進めています。役に立つ事ならなんでも取り組みます。よろしくお願いいたします。