AIとクリエイティブ産業(特にイラストレーター)の関わりはどうするべきか

生成AIの急速な発展は、イラストレーターをはじめとするクリエイティブ産業に革新をもたらす一方、伝統的な技法やクリエイターの生計に大きな影響を与える懸念もあります。政府は経済成長や効率化を狙い、生成AIの積極的な活用を推進しているものの、現場では独自性の低下、新人育成の困難、さらには著作権や倫理の問題などが指摘されています。

果たして、これらの課題を踏まえ、どうAIを活用すべきか、あるいはどう活用すべきではないのか――を検討したいです。

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生成AIはクリエイターの補助ツールとして、作業の効率化や新たな表現方法の創出に利用し、人間の創造性を高めるために活用すべきです。

一方、単なるコスト削減や全工程の自動化に依存する使い方は避け、独自性や品質を損なわないよう注意する必要があると思います。

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コメントありがとうございます、
創造性の増加のために用いるのは良さそうですね!
具体的にどういうのがいいかなどはあったりしますか?

一部規制の有無についても検討したいです

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この記事に出ている話題をまとめてみました。

AI生成物の品質と表現の限界

  • 品質に対する不満: AIによって生成された画像は塗りや形が綺麗であっても、表現や構図に深みがないといった意見が多く見受けられます。特にキャラクターの性格や意図が表現できていないという批判があり、これがAIアートの魅力を削ぐ要因として挙げられています。人間の手で描く作品には、制作者の意図や表現の裏にある思いが伝わるため、AI生成物にこれが欠けている点が指摘されています。
  • 技術的限界: AI技術は急速に進化していますが、現段階では生成した画像に対する微調整や修正が難しく、既存のイラストレーターにとっても便利なツールになりきれていないという批判があります。AI生成物がイラストレーターにとって補助的なツールとして機能することが期待されていますが、完全にAIによる自動生成が進化することで、職業としてのイラストレーターの立場が揺らぐ可能性があります。

AIとクリエイターの関係

  • リスペクトの欠如: 一部の反AI派は、AIが他者の作品を学習し生成することに対して、クリエイターへのリスペクトが欠けていると感じています。特に、無断で他人の作品を学習し利用することへの懸念が大きいです。AIを使った創作活動が進む中で、既存の著作権やアートのリスペクトが無視されることへの反発があります。
  • クリエイターの仕事への影響: AIの台頭により、従来のイラストレーターが職業としての価値を失う可能性があるという懸念があります。AIが生成するアートは手軽で短時間で結果を出せるため、商業的な面でクリエイターと競合し、職業としてのイラストレーターの需要が減少する可能性があります。これは「飯の種と競合する」といった形で表現されています。

技術進化とAIへの期待

  • 技術の進化による解消の期待: 技術の進化によってAI生成物の質が向上し、生成された画像がより人間的な感情や表現を反映できるようになることへの期待が語られています。しかし、それにはまだ時間がかかり、完全にAIがクリエイターの役割を担うようになるには多くの課題が残っているとされています。
  • AIの役割の再定義: 現在、AIは主に補助的なツールとして使われていますが、その役割を再定義し、イラストレーターがよりクリエイティブな部分に集中できるようにする方向で進化させる必要があります。手描きとAIの協業が進めば、クリエイターは新しい形で創作活動を行うことができ、より多くの可能性が広がるかもしれません。

社会的な反応とAIの受け入れ

  • 反AIの感情と理論的な批判: AIアートに対する批判は、技術的な限界だけでなく、社会的な側面も含んでいます。AIによって生成された作品が溢れかえると、消費者としては選択肢が増える一方で、品質の低い画像や意図が不明な画像が増えることが問題視されています。SNSなどでのAI生成画像の氾濫が批判され、これが「スパム」として扱われることもあります。
  • 論点の難しさ: AIに対する反発は様々な理由が絡み合っており、一概に批判するのは難しいという意見もあります。技術的な違和感から、職業的な競争まで、議論は多岐にわたります。技術が進化し、AIがどのようにクリエイティブ産業に関わっていくべきかという問題は、今後も続く重要なテーマとなるでしょう。

まとめ

AIとクリエイティブ産業、特にイラストレーターとの関わりにおいては、技術の進化とその社会的影響が重要な要素となります。AIはイラストレーションの補助ツールとしての可能性を持っていますが、その品質や表現に対する不満、またAIがクリエイターの仕事に与える影響についての懸念もあります。今後、AI技術の進化とともに、イラストレーターとAIがどのように共存し、協力していくべきかという議論は、クリエイティブ業界にとって避けて通れない課題となるでしょう。

(レート制限のせいで投稿が5時間ほど遅れてしまいすみません :person_bowing:)
どうやら参加後24時間内で10投稿しかできないという制限がある模様です。

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この問題は論点が混在しているところが難しいところですよね⋯
個別に検討すべき点もありつつ、複合的に検討をしたほうが良さそうな点もあるのが難しい。まずは個別に検討するのが良きですかね?

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基本的にその形式で検討する方がいいと考えています。

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品質に対する不満

これに関しては技術の進歩によって解決するものとしないものがありそうですね。

  • 手が6本あるといったな技工の問題
    →これは比較的短期間で解決できる可能性が高い。
  • 特定部位の書き込みが多いなどのこだわりの問題
    →これはchatGPTのdeepsearchの最初の質疑応答のようなもので部分的に解決しそうではあるが、 細かいこだわりに関しては自分で描くかどうかが大きそう(これは職人の手による製品と同様の考え方)
  • 著者の背景の問題
    →これはどうでしょう。AIを初音ミクのようにキャラクター化すれば代替可能?

技術的限界

これに関しては時間と共に解決しそう。今でも線画AIとかあった気がする。

リスペクトの欠如

これは結構根深い問題ですよね。特に二次創作では、手書きの努力が作品への愛情や思いを表現する手段となっているため、AI生成物の混在によりその点が伝わりにくくなる懸念がある。このような時代の変化に対して、そういういったモノと割り切っていいのか。価値判断が伴いそうである。絵師の方に聞いてみたい。

クリエイターの仕事への影響

単独で見れば、当事者の職を奪うという問題がまず挙げられますが、上記の問題と複合的に考えると、現状の手法や技術が失われてしまう可能性も懸念されますね。

技術の進化による解消の期待

そうですね。技術の進化には大いに期待したいところです。

AIの役割の再定義

これがうまく検討できると問題が解決しそう。ただ、いま現時点ではいい解決案は思いついていない。

反AIの感情と理論的な批判

反AIの感情を和らげるために、AI規制も一つの手段として考えられるが、技術の進歩を阻害する可能性も否定できない。そもそも、巷では何をどのように規制するのかという具体的な議論はまだ不足しているように感じる。感情的な対立ではなく、冷静な議論が必要ですね。

論点の難しさ

とりあえずこれは個別で議論しつつ、論点ごとの関連性についても必要に応じて議論するのが良さそう。

元投稿を読んだけど、AI画像スパムは確かに煩わしいなって思ってしまうな。
これはアルゴリズムで解決(投稿がやたらと多いと表示頻度が減るなど)できたりしないのかな
そしたら今度はアカウントを変えて投稿といった方法で回避してくる?

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国マターではなく東京都ができるスコープでいうと、どういう提案が有り得そうでしょうか?

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現時点ではそもそも建設的な議論を中々見かけないので、ここのように議論する場を設けることが大事なのでは、と思いますね。特に利害関係者であるAI開発者、AI利用者、クリエイティブツール作成者やクリエイターを招待して議論するのが良きかな、と思います。

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以前こう書いたけど、感情緩和のために規制するのは悪手でしたね、滑り坂理論で逆効果になりそう

一応ありましたね、生成AIで作成したものは生成AIで作成したものだと表記することを義務付けるべきだ、というもの。ただ、義務付ける正当化根拠がない以上、それは不可能だと思いますし、またこれを義務化するなら写真はどうするんだ、ペイントツールはどうするんだ、といった問題が出てくるので、生成AIだけ表記させるのは難しいと思いますね。

そういえば、最近chatGPTがすごいの出してきましたよね
見る限りこれで議論が変化するとは思えないけど、議論は活発化しそうですね

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以下のブログが参考になるな

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インフルエンサーがこぞってジブリ風の〜とかやるから…

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昨日、自民党参議院議員の山田太郎さんより以下のツイートがありました。
声優の声を生成AIで利用することの違法性に関していくつかが現行法で適用対象となるらしいです。

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イラストに関しても、生成AIを用いた著作権法違反は現行法で対処可能です。著作権法第30条の4により、AIの学習段階では著作物を許諾なく利用できる場合がありますが、生成・利用段階においては、類似性や依拠性が認められる場合に著作権侵害となる可能性があります。

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類似性や依拠性に関しては、一般に普及しているAIイラストに関しては法適用対象外のような気がします
そこがどうなるかが問題になっていますよね

話を少し戻しまして、東京都ができるスコープでできる提案を複数のAIに考えてもらい、まとめました。

東京都がAIとクリエイティブ産業、特にイラストレーターとの共存・発展を支援するための包括的施策は、以下の主要分野に集約できます。

  1. 教育・研修とリスキリングの推進
    • イラストレーター向けに、AIツールの活用方法や最新技術、著作権・倫理問題まで網羅するセミナーやワークショップを実施する。
    • 学校や企業、業界団体と連携し、クリエイティブとテクノロジーの融合を図るカリキュラムやインターンシップを提供する。

  2. コラボレーションと産業支援の促進
    • AI開発者とクリエイターの対話・実践の場(ハッカソン、展示会、フェスティバルなど)を開催し、共同プロジェクトや新しい表現方法の模索を支援する。
    • スタートアップや中小企業に対して補助金、税制優遇、助成金などの経済的支援を行い、AI技術の導入と新たなビジネスモデルの形成を促進する。

  3. 著作権・倫理・権利保護の整備
    • AIが生成または補助した作品について、著作権やクレジット表記のガイドラインを策定し、イラストレーターの権利保護と公平性を確保する。
    • 権利侵害に対する相談窓口や法的支援体制を確立し、データ利用や学習に関する監視・対応策を整える。

  4. 技術研究と実証実験の支援
    • 産官学連携によるAIと人間の協働表現に関する研究プロジェクトや実証実験に対して、助成金・補助金を交付する。
    • 国内外の事例や新たな技術動向を踏まえ、定期的にガイドラインや支援策を更新する仕組みを作る。

  5. コミュニティ形成と情報発信
    • 「Tokyo AI & Creative Festival」などのイベントやオンラインプラットフォームを通じ、クリエイター、技術者、研究者間のネットワーキングと成功事例の共有を促進する。
    • 国内外のAI技術やクリエイティブ産業の動向、実践事例を積極的に発信し、国際連携を図る。

これらの施策を統合的に実施することで、東京都はイラストレーターをはじめとするクリエイティブ産業がAI技術を安心して活用できる環境を整備し、革新的な表現と新たな市場創出を実現する基盤を構築できるでしょう。

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現在までの議論をもとに、AIによる意見まとめが生成されました!
ぜひ見てみてくださいね。

特に「AI生成画像に対する規制は、クリエイター保護の観点から必要不可欠か?」という点について、特に多様な意見が出ているようです。

新たな論点

AI生成画像に対する規制は、クリエイター保護の観点から必要不可欠か?

1. 規制断固支持派:クリエイター保護こそ急務

このスタンスでは、生成AIによるクリエイターへの影響を強く懸念し、著作権保護や倫理的な観点から規制を支持しています。

メリット: クリエイターの権利保護、AIによる著作権侵害の抑止、倫理的な問題への対応が期待できます。
デメリット: AI技術の発展阻害、表現の自由の制限、規制の線引きの難しさ、運用コストなどが課題となります。

2. 慎重見守り派:技術革新を阻害しない範囲で

このスタンスでは、AI技術の発展を認めつつ、クリエイター保護とのバランスを重視しています。現状の法規制で対応できる範囲を見極め、必要に応じて新たなガイドラインを設けることを提案しています。

メリット: 技術革新を阻害しない、クリエイターの権利とAI技術の発展の両立を目指せる可能性があります。
デメリット: 現状の法整備では対応できない問題が発生する可能性、新たなガイドラインの策定に時間がかかる、規制の抜け穴が生じる可能性などが考えられます。

3. 規制不要派:自由なAI利用こそ発展の鍵

このスタンスでは、AI技術の自由な利用を重視し、過度な規制は技術革新を阻害すると考えています。現行法で対応可能であり、AI技術の進化を妨げるべきではないと主張しています。

メリット: AI技術の自由な発展、新たな表現方法の創出、クリエイティブな活動の活性化が期待できます。
デメリット: クリエイターの権利侵害、著作権問題の増加、倫理的な問題への対応の遅れなどが懸念されます。

上記3つのスタンスは、それぞれ異なる価値観に基づいています。規制の強化は、クリエイター保護を優先する一方で、技術革新を抑制する可能性があります。一方で、規制緩和は、AI技術の発展を促す一方で、クリエイターの権利を脅かす可能性があります。

リソースには限りがあるという前提で、もしあなたが政策立案者なら、どのスタンスを優先しますか?

上記を参考に、あなたの意見を教えて下さい!それぞれのスタンスの良い点と悪い点を踏まえ、あなたが考える最適なバランスについても教えてください。他の視点からの意見も大歓迎です!

お久しぶりです
安野さんのコラボ動画が叩かれていたことを考えると、これをするのも難しいのかな、って思ってしまいますね。
叩かれるのを覚悟でやならなければ難しそうです。ただ、そのリスクを負ってまで参加するのはメリットデメリットを考慮すると厳しいという結論になりそうで悲しいです。

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